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奈良クラブ試合サマリー J3第26節

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今季13ゴール目を挙げた浅川(9)。昨年はJFLで16ゴール。今季はJ3リーグでキャリアハイの17ゴール以上で得点王を目指し、順調に得点を重ねている=ロートフィールド奈良 ⒸNARA CLUB 撮影・塩澤成樹

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▽J3第26節(ロートフィールド奈良)

 

奈良クラブ 1―1 FC今治

   (39)      (38)

 

▽順位 5位 

 

▽観衆 1473人 

 

 

【戦評】

 

 奈良クラブは1点を追う後半35分、右サイドから生駒がクロスを送り、逆サイドに詰めていた中島の折り返したボールを浅川が押し込み同点とした。

 

 浅川は今季13ゴール目で得点ランキング2位。

 

 

【記者の目】

 

 ボールがよく回った。前半10分までに2、3点入っていても不思議ではないほど。結果は1―1で引き分けたが、クオリティーの高い選手が多く、組織化された今治を相手に互角以上の戦い。試合内容がすこぶる良く、チームの成長が見て取れた。

 

 狭いスペースでもボールが前後左右へとつながる。「相手のブロックの中でボールを動かすことができた」とフリアン監督の試合後のコメントに納得できるほど。監督の意図を理解し、ピッチで表現できる選手たちがいる。

 

 右サイドバックの生駒と右ウインガ―の金子とのコンビネーションがよく、何度もチャンスを作った。FW酒井はチャンスを生かせなかったが、シュートに工夫が見られ好印象。2試合連続でアシストを記録した中島は攻守に動きがよく、存在感が増している。

 

 順位は5位で好位置につけている。残り12試合。まだ先は長い。目の前の試合に集中したい。(河村)

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