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奈良クラブ試合サマリー J3第22節

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讃岐ディフェンスと激しく競り合う嫁阪(右)=13日、ロートフィールド奈良(撮影・河村浩)

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▽J3第22節(ロートフィールド奈良)

 

奈良クラブ 0―1 カマタマーレ讃岐

   (29)          (25)

 

▽順位 11位 

 

▽観衆 1749人 

 

 

【戦評】

 

 後半24分に堀内の縦パスに反応した酒井がシュートを放つが、オフサイドの判定でノーゴール。激しい攻防を繰り広げたが、スコアレスドローとなった。

 

 

【記者の目】

 

 直近5試合で一番内容のある試合だった。ゴールこそ生まれなかったが、どの選手もアグレッシブな姿勢で攻守に奮闘した。

 

 前半15分ごろまでは讃岐の激しいプレッシャーにセカンドボールを奪われて劣勢に回った。しかし、しっかりとした対応で、次第にボールを保持し最終ラインから中島、伊勢、掘内らが次々と縦パスで嫁阪、酒井につなぎチャンスをつかんだがゴールにはつながらなかった。

 

 後半は再び讃岐が素早い寄せからボールを奪ってパスをつないで奈良のゴールに迫るが、GK岡田のファインセーブでピンチを切り抜けた。終盤には左サイドに入った西田がクロスボールを送り、逆サイドからは都並がゴール前にボールを供給してチャンスを作ったが、讃岐の体を張ったプレーにどうしてもゴールを割ることができなかった。

 

 サイドを封じられたことで、縦パスが効果的だったが、あと一歩決めきれなかったのが残念。だた、鈴木、伊勢、堀内らが起点となって最終ラインから厚い攻撃を仕掛けたのは好材料。サイド攻撃に加え縦パスなど、豊富な攻め手は今後につながるだろう。ただ、この日は守備陣が不用意な対応で何度かピンチを招いていたのが反省点。

 

 9試合ぶりに先発した酒井がいい動きを見せていた。消えている時間がなく、最後まで前線でボールに絡んだ。出場機会がない間も、しっかりと準備してきた証だ。後半24分の幻のゴールは本人も残念だろう。決まれば今季4ゴール目だった。新加入の生駒は伊勢に代わりCBに入り落ち着いた対応でJリーグデビューを飾った。高さがあり、右サイドバックにも対応でき、守備陣に厚みが増したのが好材料だ。

 

 7試合ぶりに右ウインガ―の金子が途中出場でピッチに立った。左ウインガ―の森と共に今季は出遅れており、復調が待たれていた。今後に期待。

 

 中盤は中島がチームフィットし、ほかのMF陣とはひと味違うプレーでチームに貢献。桑島も調子を上げてきている。アンカーの堀内が攻守の大健闘。しっかりとした守備を見せ、積極的に攻撃に参加。鋭い縦パスを何本も通した。DF陣のポジション争いに加え、中盤の争いも激しくなってきた。FW陣は金子、森の完全復帰がチーム力の向上につながるはずだ。

 

 直近5試合で勝ち点2を上積みしただけだが、ささいなミスや気持ちが受け身になったり、この日は不運なオフサイドの判定があったりと、勝てるはずの試合を落としている。試合内容が良くても、そのまま結果につながらないのが勝負の世界。「サッカーにはよくあること」(フリアン監督)。Jリーグともなれば、選手の実力、監督の能力も各段にアップし、簡単には勝てない。まして連勝はもっと難しい。むしろ負けないチーム作りに傾注するべきだ。今季は大混戦で1試合の成績で順位が目まぐるしく入れ替わる。今は順位よりチームの成長を優先すべき。それが今後の上位争いにつながるはずだ。(河村)

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