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奈良クラブ試合サマリー第20節再試合

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成長著しい長島(右)は1ゴール2アシストの活躍。=奈良クラブ提供(撮影・塩澤成樹)

9月30日・県立橿原公苑陸上競技場

 

観 衆 1269人

気 温 26・2度 晴

ピッチ 良

 

【戦評】

 

両サイドからの攻撃で長島、浅川がゴール。後半にはミドルシュート3発で7連勝中のFC大阪をねじ伏せた。

 

【順位】

 

3位 

 

【記者の目】

 

 わずか1週間で、フリアン監督がチームを見事に修正した。攻守にバランスがよく、安定感が戻った。センターバックの小谷がバランスを取り、伊勢がロングボールを放り込んでくる大阪の攻撃を高さと強さで跳ね返した。 センターバックの2人に都並、加藤の両サイドバック、MFの森田らが連係して両サイドから巧みに組み立て、長島、浅川のゴールで2点につなげた。後半はサイド攻撃を繰り返すことで出来たペナルティーエリア正面のバイタルエリアからミドルシュート3本を決めて大阪を圧倒した。

 

 最終ラインが下がる時間帯が少なく、前へのアグレッシブな姿勢を貫いたのが勝因。

 

 どの選手も動きがよく、途中交代の選手も躍動した。バランス、選手間の距離がよく、ボールがよく回ったことでゴール量産につながった。

 

 後半に森、可児、加藤らが左サイドを切り裂いたパスワークは秀逸。アルナウの両サイドへの正確なキックは攻撃のアクセントとなった。

 

 この勝ち点3は大きい。上位2チームに迫り、優勝争いに残った。同時に4位との差を広げる結果ともなった。得失点差プラス16は今後に活きてくるだろう。

 

 5ゴールにクリーンシート(無失点)。まさに完勝だった。

 

 平日の夜。詰めかけた1269人のサポーターはチケット代を安く感じたことだろう。

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