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奈良クラブ試合サマリー第19節

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 片岡は今季4ゴール目。今年も大事な場面での活躍が光る=奈良クラブ提供(撮影・塩澤成樹)

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8月28日  東京都・味の素フィールド西が丘

 

観衆608人

気温24・6度 曇り

ピッチ 良

 

 

【戦評】

 

 奈良クラブは後半に失点したが、わずか3分後に片岡のゴールで同点。勝ち点1を分け合った

 

 

【順位】

 

 3位

 

 

【記者の目】 

 

 攻守の切り替えが速く、見応えのあるゲーム。奈良クラブは厚みのある攻撃を見せ、セカンドボールを奪ってから、ゴールまで連動してゴールに迫った。奈良クラブの躍動感は素晴らしかった。

 

 特筆すべきは、これまで通り両サイドから、タテパスから得点を狙ったことに加え、森田らがペナルティーエリアの外からシュートを放ち、ゴール前に張り付く相手ディフェンスを引っ張り出すのに効果的だった。攻撃のオプションが増えた。

 

 片岡、山本は浅川のシャドーとして機能している。今回は山本の交代で入った片岡がチームを救った。片岡は狭いスペースでの動きがよく、シュートコースの選択が巧み。

 

 守備は1点を失ったが、大きな問題はなさそうだ。加藤は体を張った守備、前線に絡むプレーでチームに貢献した。ただ、気になるのはチーム全体でファールが多く、シーズン終盤に向けて注意したい。 チーム内競争が激しく、それが今の成績につながっている。

 

 奈良クラブは3位となったが、勝ち点1差で3チームが優勝を争う。このまま最終節までもつれ込みそうだ。

 

 次節は1位のFC大阪と直接対決。しっかりと叩きたい。

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