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福祉の仕事に関心を - 奈良佐保短大が大和郡山で親子学習イベント

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耳が聞こえづらい状況を体験するイヤーマフなど高齢者の疑似体験をする参加者=23日、大和郡山市下三橋町のイオンモール大和郡山

 奈良佐保短期大学(奈良市鹿野園町)は23、24の両日、奈良県大和郡山市下三橋町のイオンモール大和郡山で、親子学習イベント「福祉のお仕事研究会」を開催。買い物に訪れた親子らが車いすの試乗体験などをした。

 

 介護福祉士の養成を行う同大が福祉の仕事に関心を持ってもらおうと、県の福祉人材確保事業の補助を受けて初開催した。

 

 イベントでは「介護ロボットは何を手伝ってくれる」など福祉に関係するクイズに答え、全問正解するとプレゼントがもらえるクイズラリーを実施。参加者はビジネスキャリアコースの学生にヒントをもらいながら、クイズに答えていた。

 

 また、重りやゴーグルを装着して高齢者の体の不自由さや白内障の見え方を体験するコーナーのほか、介護職と離乳食の食べ比べなどもあり、多くの人でにぎわった。

 

 同大の島村知歩教授は「核家族化で高齢者の大変さが見えづらくなっている。体験することで高齢者が支援が必要であることを知ってほしい」と話していた。

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