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奈良クラブ試合サマリー J3第14節

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中盤で激しくボールを奪い合う山本(10)=愛媛県松山市のニンジニアスタジアム©NARA CLUB 撮影・塩澤成樹

▽J3第14節(ニンジニアスタジアム)

 

奈良クラブ 0―1 愛媛FC

 

▽得点者 【愛】ベン・ダンカン

 

▽順位 5位 

 

▽観衆 2443人 

 

 

 【戦評】

 

 奈良は優位に試合を進めたが、チャンスに決定力を欠いた。逆に愛媛は奈良のミスを見逃さず少ないチャンスを得点につなげた。

 

 

 【記者の目】

 

 前半は完全に奈良のペースだった。最終ラインから丁寧にボールをつなぎ、山本の左サイドからのクロスに浅川がワンタッチでシュートを放ったが枠を捉えきれず逸機。さらに片岡のタテパスに抜け出した浅川がゴールに迫ったが、ゴールにはつながらなかった。

 

 後半に入ると、愛媛が奈良の圧力を跳ね返し、同15分にアルナウのクリアーボールがペナルティエリア正面にいた相手に渡り、カウンターを受ける形で、敵のエース、ベン・ダンカンに押し込まれて失点した。

 

 その後、奈良は左FWに入った西田が抜け出してシュートを放ったが、わずかにゴールポストをかすめ同点のチャンスを逃した。さらに森の左サイドからのクロスを鈴木が頭で合わせたが枠を捉え切れなった。

 

 試合を支配したのは奈良だったが、わずかなミスを得点につなげた愛媛が勝ち点3を積み上げた。

 

 奈良は上位チームに対しても互角以上に戦っており、ビルドアップからゴール前までの組み立ては出来ている。後は決定力だけだ。

 

 この日はペナルティーエリアに多くの選手が侵入しゴールを狙った。今後につながっていくだろう。

 

 昨年の主力で左ウインガ―の森、右ウインガ―の金子が復調してきている。左の嫁阪、右の西田もいい動きを見せており、サイド攻撃に厚みが増している。浅川が本来の中央でプレーし、多くのチャンスに絡んだのも評価したい。

 

 ちなみに、奈良クラブのアウェーでの敗戦は2021年11月のヴェルスパ大分戦(JFL)以来で、この日はJ3で初めてのアウェー黒星となった。 

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