田原本町長「費用の削減だけでは奈良の未来は見えてこない」 - 県政革新 県予算執行中止の衝撃(1) 大和平野中央田園都市構想
奈良県の山下真知事は12日、本年度予算の査定を実施した結果、5月の就任直後に予算を一時執行停止していた20事業のうち3事業を全部執行中止、12事業を一部執行中止とすることを表明した。荒井正吾前知事が「看板事業」として掲げてきた「大和平野中央田園都市構想」の主要施設や大規模広域防災施設、2031年の県開催が内々定している国民スポーツ大会(国体)の主会場整備なども含まれ、関係者の衝撃も大きい。見直しが決まった事業の概要や理由、地元首長らの反応、今後の影響などを連載で報告する。