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奈良クラブ試合サマリー最終節

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シーズン終盤に来て存在感の増した嫁阪=奈良クラブ提供(撮影・塩澤成樹)

11月20日・みやぎ生協めぐみ野サッカー場

 

観 衆 646人

気 温 14・3度 晴時々曇り

ピッチ 良

 

【戦評】

 

 後半に都並の右からのクロスボールを嫁阪が頭で折り返し、ゴール前の浅川が決めて先制した。しかし、試合終了直前に失点しドローとなった。

 

【順位】

 

 優勝 

 

【記者の目】

 

 最終ラインから試合を組み立てるスタイルの似たチームの対戦となり、お互いに試合の主導権がつかめず接戦となった。前半に奈良がチャンスを活かせなかった事が試合を難しくした。

 

 後半の交代カードがポイントとなった。フリアン監督はここ数試合、得点に絡んでいる嫁阪を投入。これが得点に結びついた。嫁阪は惜しいシュートを放つなどリーグ終盤に来てチームを救った。

 

 ただ、試合終盤に失点したのは残念。勝ち切れないことが、今後の課題として残った。

 

 16勝3敗11分け。得点48ゴールで失点25と、得点力不足の課題を解決した。わずか3敗。素晴らしい成績だった。 選手全体のレベルが上がっており、J3でも中位以上の力はあるとの見方が多い。今後に期待したい。

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