知事選の期日前投票が金曜時点で15万票…
知事選の期日前投票が金曜時点で15万票を超えた。前回選挙の同時期に比べ1.4倍。全有権者のおよそ14%が既に投票を済ませた計算になる。
4年前は3人の争いで最終投票率が5割を割り込んだが、今回は保守分裂や維新旋風が全国的な注目を集め、県内でも関心が高まっている。
ただ有権者数は約112万5千人で前回比約2万5千人減。さらに未成年者を含めた県の総人口は推計で約3万5千人減っており、背景には深刻な少子高齢化の進行も見て取れる。
また並行して行われている県議選と連動、無投票となった天理市などは伸び幅が小さいが激戦区は知事選の期日前投票も大きく増えている。
一方、県の大型プロジェクトが計画される磯城郡は県議選が無風だったものの期日前の投票率は順調に伸びているなど地域差があり、こうした動きが当落に影響するのかも関心事。
知事選はすでに舌戦を終え、後は各候補とも県民の審判を待つばかり。天気予報によるときょうは昼前まで時々曇るものの、その後は晴れの選挙日和。まだ投票を済ませていない人は一票の行使をぜひ。(松)