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橿原市長選、本庁舎整備が争点に 現職と前市長、激戦再び - 第二県都にも維新旋風か

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 任期満了に伴う奈良県橿原市長選挙(10月15日告示、同22日投開票)は、告示まで1カ月余りとなり、立候補を表明している現職の亀田忠彦氏(50)と前市長の森下豊氏(65)が前哨戦にしのぎを削る。2日に開かれた立候補予定者説明会には、2氏の陣営に加えて新人1陣営も出席。同日程で行われる市議会議員補欠選挙(欠員2)には、4陣営が出席した。

 

 前回2019年の市長選は保守分裂の一騎打ちとなり、1266票差の激戦を制した亀田氏が初当選した。森下氏は今回、日本維新の会の公認による出馬を表明。同党は4月の統一地方選挙で県知事や河合町長を誕生させるなど勢いがあり、第二県都である橿原市での戦いぶりが注目される。

 

 市長選の大きな争点となるのが耐震強度不足などに伴う市役所本庁舎の整備事業。本年度末から現庁舎の解体工事が決まったが、跡地利用を含めた具体的な新庁舎建設の方向性は見えてこない。

 

 亀田氏は5月、再選を目指して無所属での立候補を表明。4年前の市長就任で現地建て替え計画をいったん白紙に戻した本庁舎整備について「全国的な事例などから市に一番合う方法を決め、選挙の争点としたい」と話している。

 

 一方、森下氏は7月の出馬会見で「市役所はまちづくりの核。速やかに現地で建て替えを行いたい。本庁舎の南側に整理できた土地があり、それを使わないのはおかしい」と話している。

 

 

【市議補選】市長選と連動も

 

 市議補選は元職の西川正克(65)=共産=、新人の神田真美(47)=無所属=と尾上豪(46)=同=の3氏が立候補を表明。

 

 2日の立候補予定者説明会には維新の公認申請中の新人1陣営も出席し、市長選と連動した戦いが予想される。

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