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【動画あり】平城宮跡でオギ刈りイベント開催 カヤネズミの巣も発見 豊かな自然を体験 

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刈り取ったオギと朱雀門をバックに参加者全員で記念撮影=12日、奈良市の平城宮跡歴史公園

 オギの群落地が広がる奈良市の平城宮跡歴史公園で12日、オギを刈り取るイベントが行われ、家族連れなど約30人が参加した。

 

 ススキに似た植物オギの穂が波打つ景観は平城宮跡周辺の秋・冬の風物詩として知られ、2022年から同公園では秋にオギ原をひとつの美術館に見立てた期間限定の「おぎの美術館」も開催している(現在は開催終了)。

 

 毎年このオギを刈り取り、新しい強い芽を出すことで、外来植物の侵食を防ぎオギ原を維持しており、今年初めて同公園はイベントとして広く一般の人の参加を呼びかけた。

 

 参加者は山城萱葺株式会社の山田雅史社長から鎌の使い方や刈り方のレクチャーを受けた後、実際にオギ刈りを体験。オギの茎は思った以上に硬く、子どもたちは、なかなか刈れずに苦戦しながらも約1時間で約150キロのオギを刈り取った。

 

 イベントでは、作業中にカヤネズミの巣を発見する家族も。カヤネズミは草原に住む日本で一番小さなネズミで体長は大人の親指ほど。地域によっては絶滅危惧種に指定されており、平城宮跡の豊かな自然環境を実感。また、奈良文化財研究所などでは刈り取ったオギを茅葺き屋根などに有効活用する取り組みが始まっている。

 

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