プロ野球日本シリーズは阪神タイガースが…
プロ野球日本シリーズは阪神タイガースが59年ぶりの関西決戦を制し、38年ぶり2度目の日本一に輝いた。県内でも各所で祝宴があったに違いない。
弊社のある虎党は、翌朝の健康診断を気にしつつも杯を重ねるのを止められなかったらしい。2人の阪神びいきがいるわが家でも勝利の瞬間、周囲をはばからぬ歓声が上がった。
前回の日本一の時は、仕事帰りに大阪の阪神百貨店前の歩道橋上で虎ファンにからまれた。といっても両脇からいきなり腕を組まれ、一緒に「六甲おろし」をスキップしながら歌わざるを得なかったぐらいだが。
セールが始まったタイガース支援の家電量販店の県内店舗では昨日、通常の月曜より駐車車両が多く見られた。関西圏を中心とする経済効果は多方面で大きいものになりそうだ。
スポーツが経済に及ぼす影響は、やっぱり侮れない。県内スポーツ文化の一層の振興による地域活性化をあらためて思う。
両チームで県ゆかりの選手が何人も出場し、互いに持ち味を出し合った今シリーズは心底楽しめた。来季はひいきの球団がその場にいる姿も夢見て。(智)