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徘徊者を救うために 迫られる認知症への対応 - 奈良県の認知症支援の現場から 専門家にも聞く

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大和郡山市が取り組む声かけ訓練で道に迷った高齢男性役(左から2人目)に声をかける地域住民ら=昨年11月16日、大和郡山市

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 2022年の1年間に全国の警察に届け出のあった認知症の行方不明者は約1万8700人で過去最多となった。統計を取り始めた12年以降、この10年間でほぼ倍増している。中には徘徊(はいかい)中に死亡する事例もあるという。奈良県内でも認知症の疑いのある人が行方不明となるケースが22年の1年間に365人。増加傾向にあり、1日1人が行方不明となっている計算だ。警察や自治体は合同訓練やメールでの事前登録など、対応の強化を進めている。また、大学などで学生らによる支援活動が活発化しており、支援ニーズの掘り起こしや啓発活動などに取り組む動きも見られる。県内の現状と認知症支援の活動を追いながら、認知症に対する正しい知識や接し方について専門医に聞いた。(谷村 隆城)

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