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新人の中瀬氏が出馬表明 - 奈良県香芝市長選

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 任期満了に伴う奈良県香芝市長選挙(5月12日告示、同19日投開票)で、共産党県中南和地区委員長の新人、中瀬弘氏(72)が22日、大和高田市内で記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選には現職の福岡憲宏氏(50)と元職の吉田弘明氏(63)、新人の三橋和史氏(35)がいずれも無所属での出馬を表明している。

 

 中瀬氏は現市政について「市民不在の深刻な状況」と批判。「学校統廃合や保育所の民営化は、市議会で十分な議論も検証もせず決議された。市役所の喫煙所も市民の反対署名を不採択にし、設置した」と指摘し、市民の声が届く市政を目指して「建設的な二元代表制を築きたい」と述べた。

 

 学校統廃合には反対の立場を示し、「学校を守ることは地域コミュニティーを守ること。街の活性化に不可欠」と主張。公約には、学校給食費の半額化や品質向上を目指すこと▷土日も保護者の悩みに対応する子育て総合支援事業▷高齢者の社会保険減額や生活支援充実▷市長報酬50%減―なども盛り込む考え。

 

 中瀬氏は三重県松阪市出身。龍谷大学を卒業後、大阪府立高校などで歴史を教えた。30代の時、妻子と香芝市関屋に移り住んだ。「明るい香芝市をつくる会」幹事。

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