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安全、防災を重視の障害者向け施設 「エミフル王寺」の完成見学会

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見学者に説明をするなごみデザインの担当者(右側)=22日、王寺町本町2のエミフル王寺

 総合建設業「崎山組」(奈良県橿原市、嵜山和之代表)の福祉専門土地活用部門「なごみデザイン」が設計施工した障害者向け施設「エミフル王寺」の完成見学会が22日、王寺町本町2丁目の同施設で開かれた。

 

 同社は遊休地などの土地活用を提案し、障害者グループホームを建設。事業者に対しグループホーム設立の申請や運営に関わるサポートなども行っている。

 

 土地と建物は王寺町の企業が所有。運営は大和郡山市でグループホームを運営しているエミフル(石田敬宏代表取締役)が担う。

 

 入居対象は中度の身体・知的・精神障害者。バリアフリーで24時間スタッフが常駐する日中サービス支援型。建物は木造2階建て、敷地面積約944平方メートルル、延べ床面積約579平方メートル。分離された上下階に各10室。安全、防災を重視した設計。8月に内覧会を開き、10月開所予定。

 

 なごみデザイン営業課の井上美賀子主任は「建物の中央に幅広く直線の廊下があり、両側に居室や設備を配し、見通しが良い。浴室も通常のものと車いす用もあり、配慮が行き届いている」と話した。

 

 問い合わせは、なごみデザイン、電話0744(22)2353。

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