2023（令和5）年度広陵町学童野球連盟主催新人大会が3月5日に奈良県広陵町の真美ケ丘第一小学校グラウンドであり、広陵東パワフルズが2年ぶりの栄冠を手にした。

　大会には4チームが出場。6回戦(延長戦なし)70分ゲームのトーナメント戦で頂点を争った。

　決勝戦は、1回戦を僅差で勝ち上がった広陵東パワフルズと、コールドで勝利した馬見ブラザーズが、逆転に次ぐ逆転の熱戦を繰り広げた。広陵東は初回、1点を先制されるも即座に3点を返し逆転。互いに1点ずつ追加し迎えた五回、再び3点を奪われ追う展開となるも、敵失とバント安打で溜めたランナーを2死から9番山口が右前打で返し、これが逆転サヨナラ打となった。馬見は五回に吉松の三塁打など4安打を集中させて3点を挙げ2点差をひっくり返すも、その裏を逃げ切ることができず涙をのんだ。

▽1回戦第1試合

広陵東パワフルズ　3－2　広陵レッドヤングス

(五回時間切れ)

▽同第2試合

馬見ブラザーズ　8－0　真美ケ丘ファイターズ

(五回コールド)

▽3位決定戦

広陵レッドヤングス　4－1　真美ケ丘ファイターズ

(四回時間切れ)

▽決勝

馬見ブラザーズ　5－6　広陵東パワフルズ

(五回時間切れ)

4月28日付奈良新聞に掲載