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奈良へあふれる思い 西口伸子候補(68)=無新= - 奈良県知事選候補者プロフィル(5)

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 「奈良には世界遺産や数々の神社仏閣があり、恵まれた環境、温かい人々に支えられて今日に至っている。この素晴らしい奈良をより良くしたい」

 

 知事選への立候補を決意した理由を語った。

 

 香芝市出身。大学卒業後、産業機械商社勤務を経て、英会話教室や中学校、高校で英語講師を務めた。子どもの成長にかかわれることにやりがいを感じ、長年、教育分野に携わってきた。「英語を極めたい」と60歳代になって奈良女子大大学院に入学し、2021年に博士前期課程を修了した。

 

 自身の性格を「明るくて物事をやりとげる性格」と分析。向上心も強い。

 

 その一方で「非正規社員や女性に負担がかかっており、その代弁をしたい」、と2003年の県議選に香芝市選挙区から立候補。当選はならなかったが「奈良を変えたい、良くしたい」という思いはずっとあり、政治に関心を寄せてきた。

 

 今回の知事選では学校教育のデジタル化の推進のほか中高年の経験や知性が生かせる社会づくり、地場産業の活性化、環境問題などに取り組みたいと熱い思いを語る。県民に向けた街頭演説にも力がこもる。

 

 座右の銘は「今を生きよ」。趣味は登山と読書。登山歴は約20年。「山に登ると景色が全く違う。日常を離れられる」と魅力を語る。読書はフランス文学が特に好きで、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」は好きな一冊だ。

 

 読書だけでなく、美術や書道など芸術はインスピレーションを与えてくれる大切な存在だ。

 

 奈良は文化発祥の地であり、その良さをまちづくりにも生かしたいと語る。

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