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籠松明最後の仕上げ 本行「下七日」入り - 東大寺お水取り2023

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大きな籠松明を作る童子ら=8日、奈良市雑司町の東大寺

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 東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)は半月間にわたる本行も、8日から後半の「下七日(げしちにち)」に入り、二月堂下の広場では、12日に上がる「籠松明(かごたいまつ)」作りの仕上げが行われた。

 

 籠松明は長さ約8メートル。通常の松明よりもひと回り大きく、重さ約60キロに達する巨大な松明で一本の花にも例えられる。練行衆(れんぎょうしゅう)に従う童子(どうじ)が少しずつ部品を作ってきた。

 

 この日は食堂(じきどう)横で作業。竹の先端に松の割り木や杉の葉を差し込んで球状に仕上げ、最後に薄板で包んで花のような松明を完成させた。

 

 籠松明が舞台に上がる12日と前日の11日は、新型コロナウイルス感染防止策で二月堂周辺での「お松明」の拝観はできない。

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