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奈良県知事選 現職・荒井氏の動向が「鍵」 保守分裂の可能性も - 選挙展望2023

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 任期満了に伴い、3月23日告示、4月9日投開票の日程で行われる奈良県知事選は、告示まで3カ月を切った。しかし、4期目の現職、荒井正吾氏(77)がいまだ進退を表明しておらず、構図が定まらない状態となっている。同選を巡っては香芝市出身で、元総務省官僚の平木省氏(48)が昨年12月に立候補の意思を表明。同氏は自民党に推薦を申請しており、同じ保守系の荒井氏が出馬すれば保守分裂選挙となる。独自候補を立てる構えの日本維新の会や共産党はじめ他党にとっては追い風となる可能性もあり、荒井氏の動向に注目が集まる。

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