経済
10月の奈良県内有効求人倍率、10カ月ぶり悪化 新規求人数は増加傾向
奈良労働局が29日に発表した10月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.03ポイント減の1.24倍となり、10カ月ぶりに悪化した。同局は「新規求人数が引き続き増加傾向にあるなど、全体として持ち直してきているとみられる」とする一方、「求職者が高水準にあり、一部の業種で厳しい状況も見られる」とし、判断を据え置いた。物価上昇や新型コロナウイルスの雇用への影響に注意を呼びかける。
奈良労働局が29日に発表した10月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.03ポイント減の1.24倍となり、10カ月ぶりに悪化した。同局は「新規求人数が引き続き増加傾向にあるなど、全体として持ち直してきているとみられる」とする一方、「求職者が高水準にあり、一部の業種で厳しい状況も見られる」とし、判断を据え置いた。物価上昇や新型コロナウイルスの雇用への影響に注意を呼びかける。