佐藤陣営は午前10時から、奈良市の近鉄大和西大寺駅南口で第一声。支持者ら約350人(陣営発表)が集まり、「ガンバローコール」で気勢を上げた。

　奥野信亮自民党奈良県連会長のあいさつに続き、来賓の奈良市の仲川元庸市長は「日本を守るには政治の安定が必要。引き続き、奈良の成長、経済の成長に力を発揮してほしい」と期待を寄せた。推薦する公明党県連の大国正博代表は「戦後最大の危機とも言える中、連立政権で政治を前に進めていきたい」と語った。

　佐藤候補は「コロナ禍や、エネルギー、物価高の困難を乗り越え、次の力強い日本をつくっていくことが私たちの仕事。引き続き任せてほしい」と強調。経済再生▷防衛力向上▷社会保障の充実▷奈良の発展-を政策の柱に掲げ、エネルギー、食料価格高騰に対しては大規模な財政支援を進め、暮らし、雇用を守ると語った。