社会
世界水準DMO目指す 奈良県ビジターズビューロー理事会・評議員会
観光振興を支援する県ビジターズビューロー(理事長・荒井正吾知事)の令和3年度第8回理事会と第7回評議員会が29日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で開かれ、4年度事業計画案と同予算案を可決、承認した。新年度予算は「ポストコロナ」もにらみ、前年度比5390万円増の3億9177万円を計上。世界水準のDMO(観光地域づくり法人)となることを目指し、県内の観光、経済活性化に取り組む。
事業計画では、新型コロナウイルス感染症の終息後も見越した需要回復に向け、欧米豪市場を中心に営業活動を積極的に進めるほか、魅力ある観光地域づくりとして、ネット販売で地域の特色を生かした体験プログラムを発信。また「奈良ファン倶楽部」の若年会員の獲得にも取り組むとした。