社会
令和2年の県観光客 前年比41.7%減
県は18日までに、令和2年の県観光客動態調査の結果を公表した。同年に県を訪れた観光客(延べ数)は2月以降に顕在化した新型コロナウイルス感染症の影響で大幅に減少。2623万人で、全国統一基準で集計を始めた平成22年以降で最高を記録した前年の4502万人より1879万人(41.7%)減った。またアンケート調査を踏まえて推計した観光消費額も826億円にとどまり、前年比981億円(54.3%)減となった。
延べ観光客数は、平城遷都1300年祭が行われた平成22年に4464万人に達した後、翌23年はいったん3331万人と減少したが、以降は継続して増加。外国人観光客の増加もあって令和元年に4502万人となり、平成22年の記録を塗り替えた。