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事業承継を語る(上) 企業ごとのオーダーメード

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「余裕を持って」と事業承継のポイントを語る税理士法人あおばの松尾潤所長(右)と三瀬義男事業承継専門税理士

 経営者の多くは社長であり株主だ。事業承継では、社長の地位に加え、株主の地位も継ぐ必要がある。金銭面の準備が必要な一方、疎遠な株主が存在するケースもある。株式承継や株主構成の整理は現経営者の大きな責務。国内企業の約65%が後継者不在といわれる中、社長、株主二つの視点で税理士法人あおばの松尾潤所長に事業承継を語ってもらった。

 

 ▷株式承継の視点と退職金支給時期の重要性

 

 中小企業の事業承継において、社長と株主という二つの視点が重要だ。プロ野球で例えると、社長は監督、株主は球団オーナーのイメージ。株式承継では、株主の地位を継ぐ側の金銭的負担がネックとなり、事業承継が進行しない大きな要因となっている。

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