注目記事読者に奈良の地酒プレゼント

特集記事

<田原本散策・前編>大家族のオシャレママ、赤﨑あかりさんの夏休み

夜明け前の唐古・鍵遺跡史跡公園。
清々しい朝の空気が心地いい。


山の稜線が東雲色に染まり
楼閣のシルエットが静かに浮かび上がる。


ああ、なんて素晴らしい1日のはじまり!

 

今日はステキなあの人が来てくれる日…

 

 

WELCOME TO TAWARAMOTO 赤﨑あかりさん!

 

キュートな外見からは想像もつかないけれど、男の子ばかり4人のお子さんをもつママ!

 

子育て中のママの憧れの的でインスタも大人気の赤﨑あかりさんと、田原本町をのんびりお散歩してみます。

 

さて、どんな出会いが待っているかな?

 

 

――おはようございます!待ちに待ったあかりさんが来てくれるので、早起きして田原本町のシンボル『唐古・鍵遺跡史跡公園』の朝焼けの写真を撮ってみました。

 

田原本町にある唐古・鍵遺跡は、周囲を濠に囲まれた弥生時代の集落の遺跡です。

 

夜明け前の静けさはとても神聖な雰囲気で、2000年前の弥生時代の風景のなかにいるような不思議な気分になれるんですよ。

 

おはようございます!いやいや、いきなりドラマティックなフリ、ありがとうございます(笑)

弥生時代??そんな歴史のあるところなんですね!

 

ところで田原本町は奈良のどの辺りにある町ですか?

 

――田原本町は奈良盆地のほぼ中央に位置して、橿原市や明日香村など県南和エリアへの入り口になります。

 

出典:田原本町観光協会hp

 

 

まずは、2018年に『唐古・鍵遺跡史跡公園』の向かい側にOPENした元気いっぱい、美味しいものいっぱい『道の駅レスティ唐古・鍵』に行ってみましょう!

 

 

 

大人気スポット『道の駅レスティ唐古・鍵』と
唐古・鍵遺跡史跡公園で1日遊べちゃう!

はじめまして!タワラモトン!よろしくね

 

午前9時の開店と同時に多くの買い物客で賑わう店内。

 

活気に満ちています。


そこに副駅長の福岡さんが登場。

 

 

 

こんにちは!

 

こんにちは!本日はよろしくお願いします。

ぜひ店内の地元産の農産物もご覧ください!

 

福岡さんと一緒に店内を見て回ります。

 

地元産のメロンやスイカ

 

ナスやトマト新鮮野菜がいっぱい

 

 

このナス、つやつや。煮浸しにしたら美味しそう!

 

素麺で作ったスナック菓子・索餅(さくべい)

 

 

 

縁起物のひょうたん!これ可愛い!

 

 

 

 

 

なになに!

この大きな麩!

 

新鮮な旬のお野菜や果物、ご当地グルメや特産品もいろいろあって、見ているだけでもワクワクしますね。

1番人気やオススメはありますか?

 

ダントツ人気はこの「黄金の生食パン 極」ですね。

 

 

オープンから1日100本売れています。

この食パンを目当てに来られる方も多いです。

 

 

うわー美味しそう!

買って帰ろう。どんな特色があるんですか?

 

ハチミツが入っていて甘味がきいています。

生で食べてもらうのが1番で、翌日はトーストするのも美味しい。

 

田原本町産なので楼閣の焼印をいれています。

 

楼閣の焼印

 

おしゃれ!

 

 

それと、道‐1グランプリのスイーツ部門でグランプリを受賞したイタリアンジェラートは美味しいですよ。

県外から、いらっしゃるファンもおられます。

 

 

新鮮なメロン入りでさっぱり美味

 

 

3階に展望エリアがあるので上がってみました。

 

木目調のゆったりとしたくつろげる空間で、バルコニーからは唐古・鍵遺跡史跡公園が一望できます。

 

 

 

あー、いいなあ。緑がきれい。ホッとひと息つける感じ。
泉大津の我が家から50分で来れる場所にこんなステキな公園があるなんて知らなかった。

 

 

 

子ども達は広々した公園で遊ぶの絶対楽しい。ママも緑の風景に癒されますよね。
子ども達が遊んでいる間にパパママはお買い物、カフェでお茶もできちゃう。

――なるほど!

 

 

すっごくイイ!1日遊べますね。
ここからだと遊んでいる子ども達も見失わずにすむから安心です。

 

――さすがママ目線は違います。


コストがかからないのもファミリーには嬉しいポイントですね!

 

 

2階の体験エリアへ。

 

キッズ向けイベントが催され、すごい熱気です!

 

 

子ども達が考えたお土産品のアイディアを元に菓子などを作り、自分達が店長になり販売
していました。

 

 

地域でこんな子ども向けイベントをしてくれると夏休みの母はめちゃ助かるー!

 

みんなイキイキした笑顔!

 

孤立するママ達が問題になっているから、誰でも参加しやすい地域のイベントがあると新しい出会いの場にもなりますよね。

 

 

先輩ママ友グループに聞いてみました
田原本町は、ほど良く田舎で子育てしやすい環境

 

2階のフリースペースでママ友らしき、ステキな女性3人組に遭遇。


カフェタイムの仲間に入れてもらいました。

 

フリースペースでカフェタイムを過ごしていた
津田和子さん(左)織田吉美さん(中央)有馬郁子さん(右)

 

皆さんはママ友でいらっしゃる?

子どもさんつながり?

 


織田さん

私たちは幼なじみなんです。

みんなずっと田原本町で、彼女(津田さん)は結婚して出ていますけど、今もよく会います。

 


津田さん

ちょこちょこ帰って来ます(笑)

帰りたくなる場所ですよね。

 



そんなお友だち同士っていいですね。
レスティ唐古・鍵は市場だけじゃなく、人がたくさん集える場所というところがいいですよね。

 

皆さんもこちらによく来られますか?

 


織田さん

そうですね。

ここが1番ママ友は集まりやすい場所ですね。

 

ところで、田原本町のオススメのお店や子どもと遊べるスポットはありますか?

 


織田さん

そうですね...

夜に皆で集まるときは『天龍中国料理店』がオススメです。

中学の同級生が経営しているから、同窓会でも利用します。

 

ランチはボリューム満点で出前もしてくれます。

 


有馬さん

うちは男の子3人と娘もいるので、いっぱい食べられるからよく行きます。

 

うちも男の子が4人いるんですよ。

 

え~!!!

そうなんですね!見えない! 

 

 

子育ての話題で盛り上がるママたち

 

 


津田さん

子ども連れで楽しい遊び場のオススメは、町の東を流れる初瀬川(大和川)に沿ってある公園もいいですよ。

遊具もあるし、水遊びや秋にはどんぐり拾いもできるので楽しいです。

 

田原本町は、田んぼもあり、自然もある、ほど良い田舎なのがいいです。

 

自然が身近にあるなかでの子育て憧れます。

 

 


織田さん

そう、子育てはしやすいですよね。

いま世間では、少子化と言われるけど、私たちは子どもがそれぞれ、3人、4人といるし、まわりも5人、6人いるし、田原本町は少子化を感じないよね。

 

 


津田さん

地域の行事も多い。十六市、やどかり市、夏の祇園まつり…


ほかには青垣生涯学習センターの図書館にはDVDが充実しているのと唐古・鍵の考古学も分りやすく紹介してくれていて、子どもも大人も手軽に利用できますよ。

 

 


織田さん

それと、田原本町は土地が平坦なので住みやすいですよ。
引っ越してきたあるお母さんは「田原本町は坂道が少なくて子どもを自転車に乗せてどこまでも行ける!」と喜んでいました。

 

ああ…私、田原本町に引っ越したくなってきました!来てもいいですか(笑)
住民票うつします!

 

「磯城野レスティバーガー」で、ブレークタイム!

磯城野レスティバーガー 土日祝限定 
1個600円(税込)

ママ友のみなさまもオススメ!

田原本町にある奈良県立磯城野(しきの)高等学校と道の駅のコラボでできた特製バーガー。

田原本町の名産味間芋を使ったもっちりコロッケがボリューム満点で、ハンバーガーとのバランスが絶妙。お野菜もシャリシャリです!

 

 

 

ところで、NHKの朝ドラ「朝がきた」で一躍人気がでた、大阪商工会議所の初代会頭・五代友厚さんの奥さん、豊子さんは、田原本町の出身だそうですね。

 

 


織田さん

ええ。来年は五代友厚さんを主人公にした映画もできると聞きましたよ。

豊子さんのことももっと知りたいね。

 

――実は織田さん、あの織田信長の子孫なんです!

 

そして聞いてびっくり!創業120年の老舗「織田畳店」の奥様として経営に関わり、たたみを使用した「ラウンド財布」で、2016年にグッドデザイン賞を受賞。

 

パリ、ニューヨークでも出展し、グローバルに活躍中なママでした。

 

 

すごーい!世界で活躍するママなんだ!

その財布どこで買えるんですか?

 


織田さん

畳の小物は、道の駅レスティ唐古・鍵にも置かせてもらっています。

「敷く畳から持つたたみへ」がコンセプトで作っています。

ぜひご覧くださいね。

 

 

――「また会いにいきたいなぁ」と思う、とてもフレンドリーなママ達でした!

 

 

先輩ママ達の大らかでやさしい雰囲気は、田原本町の穏やかな風土のなかで自然と育まれたものなのでしょう。

 

あかりさんの田原本が高まってきました。

 

 

 

最強のパワースポット「鏡作神社」で、本物の美を磨く

 

ママ友グループがよく散策するというコースを教えてもらったので行ってみることにしました。

 

実はあかりさん、寺社仏閣めぐりが大好きなんです。

 

快慶作の阿弥陀如来像が祀られる安養寺を参拝

 

 

続いて訪ねたのは鏡作(かがみつくり)神社。

 

大きな朱塗りの鳥居が見えてきました。

 

 

にこやかに出迎えてくださったのは鏡作神社の宮司、辻忠雄宮司さん(名前の辻は一点の辻です)。

 

 

ようこそお参りくださいました。


鏡作神社は、天照大神が岩戸にお隠れになった時に、八咫鏡(やたのかがみ)を作ったと伝わる石凝姥命(いしこりどめのみこと)と天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)、天糠戸命(あめのぬかとのみこと)の三神をお祀りしています。

 

古代この地に暮らした鏡作部(職人)たちの氏神さま、鏡作りの神として信仰されてきました。

今でも鏡ガラス業界の人や美容師さんが全国からたくさん参拝に来られます。

 

――古代において「鏡」は特別な意味をもつものだったのでしょうか?

 

 

そうですね。日々の恵みを与えてくれる「明かり」、つまり太陽に照らされて光り輝く鏡は、神様の神秘的なお力を肌身で感じさせてくれる尊いものでした。

 

鏡を神様として祈りたい気持ちは、今も昔も変わっていないと思います。

 

当神社では、主祭神の天照国照彦火明命として鏡をお祀りしています。

 

 

わー!私の名前は「あかり」なので、とてもご縁を感じます!
今日、こうしてここに呼んで頂けたみたいで感激です。

 

いいご縁を結ばれましたね。

秋には「あかり祭り」もありますよ。

 

ぜひ、お参りさせていただきたいです!

社宝の三神二獣鏡(レプリカ)を拝見

 

――太陽の神秘的な力をいただけるパワースポットともお聞きしました

 

 

当神社は、太陽と三輪山を結ぶ太陽の光の道(レイライン)にあるパワースポットの1つです。

 

当神社の場合は、立春と立冬の日に三輪山と太陽と当神社が一直線に結ばれます。春分、夏至、秋分、冬至に結ばれる神社もあります。

 

それぞれの日に、それらのルートを歩いてみるのもいいですよ。

 

暦にあわせてレイラインのスポットを訪ねると、ばっちりパワーをいただけそう。

 

それと、こちらにお参りすると「きれいになれる」とお聞きしたんですけど…

 

ええ、本当に大切なことに気づき、本物の美しさを身につけたい、とご自分の鏡をお持ちになる方もおられますよ。

 

鏡には人の本質を映す力がありますからね。

 

自分を見つめ直し、本当の美を追求する!?

こちらで修行させてもらいたい(笑)

 

「かがみ」は「神(かみ)」の間に「我(が・わたし)」がいる。

鏡をとおしていつも神様に護られていることを心にとめてもらえると良いですね。

 

今日、ご参拝されてご縁を結ばれたあかりさんに、特別な御守りとご自身で磨いて作る鏡をさしあげます。

 

うわぁー!!ありがとうございます。宝物にします。
鏡作りの神様のもとで心も鏡も磨いていきます。

 

 

太陽のように輝き、いつも明るく皆を元気づけている赤﨑あかりさん。
「明かり」作りの神様の前で何を感じたのでしょう。

 

ほんとうに大切なことは?

 

自分らしい美しさってなんだろう?

 

せみ時雨のなかで、いつまでも手を合わせるあかりさんでした。

 

 

後編へ続く

 

 

後編は↓をクリック!

ONE DAY TAWARAMOTO 大家族のオシャレママ 赤﨑あかりさんの夏休み 

後編 - 奈良盆地のまん中 田原本町でイチゴ農園の夫婦♥にウルウル

 

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド