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奈良の鹿ニュース

四季折々の鹿の魅力 カレンダーに - 大和郡山市 山本敏則さん

2023年カレンダーの表紙(山本敏則さん提供)

 

 

今年もオリジナルカレンダーを販売

 大和郡山市のアマチュア写真家・山本敏則(56)さんが、鹿と奈良公園の風景を集めた2023年のオリジナルカレンダー「Hello Deer!」を制作した。1冊1000円(税込)で販売している。

 

 カレンダーはB6サイズの卓上タイプ。表紙と12か月分の計13枚で構成されている。奈良の季節感あふれる風景と鹿の豊かな表情や様子を感じられる写真がそろう。これまでもカレンダーは自作していたが、昨年初めて販売したところ好評だったため、今年も制作した。

 

 

各月ごとの季節感を大切にしたカレンダー。撮りためた写真からどれを採用するか悩んだという(同)

 

 

2023年のカレンダーより、10月の写真(同)

 

 

 山本さんは「奈良公園の鹿撮影は毎週通っても飽きない魅力がある。四季折々の愛らしい鹿たちを手元で眺めながら、一年楽しく過ごしてもらえれば」と話している。

 

 カレンダーの購入希望や問い合わせは、山本さんメール: toshinori651214@gmail.com

 

 

季節感あふれる写真は朝夕通って撮影

 山本さんが鹿の撮影で心がけているのは、鹿だけを撮影するよりも、奈良公園の四季折々の風景の中で季節感を取り込むこと。朝日や夕日など日が差し込む時間は幻想的な光景が撮れるため、週末は早起きして日の出までに奈良公園に到着して昼頃まで撮影し、夕方に再び撮影に向かうという。
 
 「四季折々の優しい風景が自然のままに残っており、それがごく日常にあることは奈良の大きな魅力。繁華街から十数分足を運ぶだけで、これほど原始の森が残っているのは奈良公園だけではないか」と話す。

 

 山本さんは仕事の傍ら、学生時代からの趣味で写真撮影を続けており、3年ほど前からは奈良公園の自然と鹿をテーマとした撮影を行っている。自身のSNSを通じた作品公開が縁で、昨年はギャラリーから会場提供を受けて初の個展も開催した。

 

 

山本さん曰く「いくら撮っても、また次の週末には朝早く目がさめて、気が付くと奈良公園で朝日と鹿を見ている」とのこと。左は山本さん(同)

 

 

山本さんのお気に入りの中の一枚(同)

 

 

鹿たちの一瞬をとらえた一枚(同)

 

 

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