全国から約1万7000人のランナーが参…
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全国から約1万7000人のランナーが参加予定の「奈良マラソン2023」が、あす9日に開幕。平城遷都1300年の2010年に始まり、奈良の師走を彩る風物詩として定着した同マラソンの今年のテーマは「完全復活」だ。
コロナ禍で20年は中止となり、21、22年は縮小開催。しかし、今年は2日間開催に戻り、3キロジョギングも「ミニ奈良マラソン」として再開される。
主会場で行われる「奈良マラソンEXPO」も飲食物の提供を解禁。ステージイベントも復活する。
初日には往年のマラソン名選手、瀬古利彦さんがステージトークを開催。10日の10キロにソウル五輪の金メダリスト、ロザ・モタさんが参加するなどゲストも多彩だ。
さらに、マラソンが趣味で各地の大会に参加する山下真知事もフルマラソンにエントリー。スターターを務めたあとピストルを置き、そのまま駆け出していくという。
マラソンはコロナ禍後、各地の大会で定員割れや廃止が相次ぐなど以前のような活気が失われつつある。マラソンブームの完全復活と言えるような大会になることを期待したい。(法)