スポーツ観戦好きにはここ数カ月、たまら…
スポーツ観戦好きにはここ数カ月、たまらない日々が続く。国際大会も数多く、すべての視聴が難しいほどだ。
注目度急上昇なのがバスケットボール。特に男子はワールドカップで3勝を上げ、来年のパリ五輪出場権を獲得した戦いぶりが列島を沸かせ、新たなファンを開拓した。
熱気は開幕した男子プロリーグのBリーグにも波及し、来場者数も上々の様子。ただ2部(B2)のバンビシャス奈良は、アウェーで2連敗のスタートとなった。
強くなければ県民の大きな関心は呼べないとの思いは変わらぬが、今季は2026年発足の新リーグへの審査にかかわる。チームに上位ディビジョンへの参入意欲があるのに、勝利ばかり言っていられない。
というのも審査基準の一つに入場者数があるからだ。他の基準はともかく、スポーツを愛する県民が支援しやすい部分でもある。
サッカーの奈良クラブのJリーグ参入の際も同様に基準があり、多数の県民が後押しした。地域・経済振興につながるプロチームは多い方がいい。ホーム開幕戦は14、15の両日、ロートアリーナ奈良で行われる。(智)