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奈良新聞川柳欄 年間優秀作品が決定

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奈良新聞に掲載された川柳各部門の年間優秀作品を選んだ選考会=13日、奈良市法華寺町の奈良新聞社

 奈良新聞川柳欄(ニュース川柳、奈良柳壇、大和柳壇、ジュニア川柳)の年間優秀作品選考会が13日、奈良新聞社内で開かれ、各入賞作品が決まった。

 

 昨年の掲載作品(ジュニア川柳は2023年4月から24年3月まで)を対象に審査。選者の大西將文さん、北谷敦美さん、更谷風見さん、大久保真澄さん、長尾三幸さん、吉冨ひろしさんが出席し、各部の優秀作を選出した。各部の入賞者、作品は次の通り。ジュニア川柳は、長尾三幸さんが担当した。(敬称略)

 

 【ニュース川柳】秀吟賞=「神のため戦をさせる神の罪」(樋口浩之、奈良市)▽佳吟賞=「知らんけど言うてまあるく生きてゆく」(うとり・うまね、磯城郡田原本町)「この地球昔と同じ青ですか」(渡島順子、奈良市)

 

 【奈良柳壇】秀吟賞=「君といる場所が宇宙のど真ん中」(下村郁子、奈良市)▽佳吟賞=「風と舞う花のいのちがいとおしい」(仲村周子、御所市)「桜吹雪のトンネルかけるランドセル」(坂本みさ子、五條市)

 

 【大和柳壇】秀吟賞=「哲学に少し甘めのミルクティー」(五味尚子、橿原市)▽佳吟賞=「ふる里の昔むかしに会いに行く」(西田八郎、御所市)「雨が止む雨がきらいになる前に」(たかだ・まさじ、磯城郡田原本町)

 

 【ジュニア川柳】特賞=「さくらもちたべるとはるのにおいする」(川畑こうたろう、山添村立やまぞえ小1年)「家族みんなこたつでみかんぽっかぽっか」(橋本ゆうが、宇陀市立菟田野小4年)▽優秀賞=「大丈夫心にとなえゆうき出す」(大前香穂、滋賀県彦根市立佐和山小3年)「チューリップにじいろドレスきているよ」(佐藤帆夏、奈良市立鳥見小4年)「さむすぎて頭だけ出しこたつむり」(太田修香、十津川村立十津川第一小3年)「息あわせみんなで奏でる大合唱」(山瀬心遥、桜井市立桜井小5年)

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