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「復興に力を発揮できる社会へ」 奈良市の東大寺で慰霊法要 - 東日本大震災13年

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大仏殿で営まれた東日本大震災の慰霊法要=11日、奈良市雑司町の東大寺

 東日本大震災の発生から13年となった11日、奈良市雑司町の東大寺大仏殿で慰霊法要が営まれ、僧侶や寺関係者らが犠牲者の冥福と被災地の復興を祈った。

 

 東大寺は震災の翌年から毎年、慰霊法要を営んできた。この日は午後2時半から法要が営まれ、大仏殿の壇上で橋村公英別当が同震災と能登半島地震をはじめとする日本各地の天災に思いを寄せた表白文を読み上げた。続いて二月堂修二会(しゅにえ)で行にこもる練行衆をのぞく僧侶が読経した。

 

 法要後、橋村別当は「天災は必ず来るもの。戦争などの人災を防いで復興に力を発揮できる社会をつくる必要がある」と話した。

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