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川東履物商店のサンダルブランド「HEP」が直営店で初の展示会 認知度向上へ、全商品とコラボ品公開

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「来店してHEPの魅力に触れてほしい」と呼びかける川東代表=1日、大和高田市曙町のヘップランド

バイヤー多数来場、新契約も

 

 履物づくりの川東履物商店(奈良県大和高田市、川東宗時代表)は、2020年から展開する同社のヘップサンダルのブランド「HEP(ヘップ)」の展示会「2024 SPRING&SUMMER」を、2月28日から4日間、同市曙町のHEP直営店「ヘップランド」で開いた。

 

 昨年6月に新拠点の直営店を開いた同社が、伝統的なヘップサンダルにデザインやファッション性を加味した新感覚のサンダル、HEPの魅力をより多くのバイヤーに知ってもらおうと初めて開催した。

 

 会場では12種類のブランド全商品をはじめ、ファッションブランドや県内企業とコレボレーションした品々を公開。ヘップランド開設以降、県内企業や雑誌などと共同開発した商品や、九州、中部地方で開いた企画展示即売会の販売データも紹介した。

 

 同社によると、HEPは直営店のほか、セレクトショップやライフスタイルショップなど、東京を中心に全国で販売ルートが拡大。今回の展示会でも自ら店舗を持つバイヤーが多数来場し、新たな契約も結べたという。

 

 同社は今後も、直接商品に触れ、多角的にHEPを感じてもらえる直営店への来店をうながすさまざまな企画を検討中。川東代表(34)は「ブランドの認知度をさらに高めたい。新作の発表やユーザーの声を反映した商品のアップデートとともに、2年目のスタートに向けて営業日の拡大、多彩な催しも実行していきたい」と意気込む。

 

 ヘップランドは月・水・金・土曜の午後1時~同5時営業。最新情報や来店予約、問い合わせはインスタグラム「ヘップランド」で。

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