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奈良市総合福祉センター閉鎖を「白紙撤回」 仲川市長“失策”続く

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奈良市総合福祉センター廃止撤回の横断幕を用意し、仲川元庸市長に約8000人の署名を手渡す市障連の安井清悟会長ら=2月29日、同市役所

市障連「機能充実を」

 

 奈良市が市内の障害者6団体でつくる「市心身障害者・児福祉協会連合会」(市障連)に対し、障害者福祉の拠点施設「市総合福祉センター」(同市左京5丁目)の本館を2025年3月末で閉鎖する方針を伝えたとされる問題で、仲川元庸市長は29日、方針の白紙撤回を市障連の安井清悟会長(63)らに伝えた。同センターは、災害時の福祉避難所としての機能も有し、市障連側は「廃止ではなく、広く市民に利用してもらうためにも機能の充実を」と改めて市に求めた。

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