西日本建設業保証奈良支店は26日までに、1月の奈良県公共工事動向(前払金保証実績)を発表した。前年同月比で件数、請負金額ともに増加した。

　件数は前年同月比7.4%増の146件。請負金額は同23.9%増の41億7700万円となった。

　発注者別は国5件、13億3200万円▽県108件、20億8700万円▽市町村31件、7億1200万円―など。

　工種別は土木94件、36億6千万円▽建築3件、4600万円▽測量・調査・設計45件、3億200万円―などとなっている。

　地区別は奈良24件、6億4200万円▽大和郡山12件、8700万円▽大和高田24件、4億1千万円▽桜井23件、5億2300万円▽宇陀23件、3億8700万円▽吉野31件、10億3800万円▽五條9件、10億8700万円―だった。

　1月分の大型工事(請負金額3億円以上)は次の通り(かっこ内は発注者と対象額)。

　長殿地区トンネル排水路整備工事(近畿地整、5億3100万円)▽一般県道川津高野線法面対策工事(県、4億4400万円)▽橋梁長寿命化修繕・耐震補強工事(奈良市、1億9200万円)―など。