この選手に注目 奈良市出身 田村亮介選手(MF) - 奈良クラブを応援しよう
今シーズンから奈良クラブに加わった新戦力の一人、ガイナーレ鳥取から完全移籍加入した田村亮介選手は奈良市出身。軽妙なトークやスピーディーなプレースタイルで、すでにピッチ内外で存在感を放っている。
8歳上の兄の影響で、物心がついた頃からサッカーをしていたという。幼少期から奈良YMCAに所属し、中学まで奈良で過ごした。その後は京都サンガ、サガン鳥栖、福島ユナイテッド、FC安養(韓国2部)、ガイナーレ鳥取でプレー。フリアン監督からの熱い呼びかけに応じて奈良クラブに合流した。
自身の持ち味を「スピーディーで素早く背後に抜けるプレーや、ゴールに向かうアグレッシブな姿勢などを見てもらえたら」と話す。また、普通に振る舞う中で自然とムードメーカーになっていくキャラクターで、「プレーはもちろん、ピッチの中でも外でもチームやファンを盛り上げていき、みんなに楽しんで笑顔になってもらいたい。いろいろな面でチームに貢献できれば」と明るく抱負を語る。
久々の地元奈良については「中学までしかいなかったので知らないことも多く、これから寺社仏閣などを見て回りたい」という。また帰ってきて一番驚いたのはナラディーアで、「トレセン(トレーニングセンター)の練習場だったところが、こんなにきれいな場所になっているとは」と笑顔を見せた。
プレーでも言葉でも人を引きつける魅力を持つ田村が今季どのような活躍を見せてくれるか、目が離せない。
2024年2月19日付奈良新聞に掲載