歴史文化
ミュージカル「二月堂良弁杉」 29年の歴史がフィナーレへ 2月18日から奈良で計4公演 本番さながらの「通し稽古」にねぎらいの声
東大寺の初代別当(住職)・良弁僧正にまつわる伝承をもとに、母と子の情愛を描いた市民創作ミュージカル「二月堂良弁杉」が、29年の活動に幕を下ろす。最終公演は、きょう18日から奈良市音声館(同市鳴川町)で始まり、フィナーレとなる24日の第120回まで計4公演を実施。チケットは販売開始からわずか30分で完売する人気ぶりを見せた。17日には関係者を招いて「通し稽古」が行われ、本番さながら熱気ある舞台に、観客からはねぎらいと惜しみない賛辞が送られた。