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柳川、復調の兆し ジャンクソン勢い再び - バンビシャス奈良

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ファストブレイクダンクを決めるバンビシャス奈良のジャクソン=2月4日、山形県総合運動公園(写真提供(C)B.LEAGUE)

 2月3、4の両日にアウェーで行われた第20節2連戦は、山形ワイヴァンズに79―91、78―80で2連敗した。

 

 3日の第1戦は3400人以上が会場に詰めかける「超アウェー感」満載の中での対戦となった。しかし、そんな状況でもバンビシャス奈良は第1Qを勝ち越し、その後の展開に大いに期待を持たせた。

 

 だが、そこからずるずると後退し、最終Qこそ26―26でドローとしたが、開いた点差を取り返すことができなかった。前節からの笠井に加え、藤高も体調不良で山形入りできないなど、選手の少なさも影響した。

 

 4日の第2戦は、前日の敗戦からしっかりと気持ちを切り替え、再び第1Qの勝ち越しでスタート。第2Qで山形の反撃を食らったが、第3Qで盛り返し7点リードで終えた。しかし第4Q、最終局面の攻防を切り抜けることができず、あと一歩で勝利を逃がした。

 

 バンビシャスはこれで1月20日にベルテックス静岡に勝利して以来6連敗を喫することになった。しかし考えようによっては、選手が欠ける状況で、前々節の千葉、前節の福岡、そして山形といったプレーオフ進出を射程圏に捉えるチームと対戦しておけたことはラッキーとも言える。不利な状況でも格上相手に善戦したことを自信に変えてほしい。

 

 山形戦では第1戦で柳川が5アシストとPGとして復調の兆しを見せた。これも笠井が抜けたことによる「けがの功名」か。栗原も第2戦で5試合ぶりにコートに戻ってきた。また千葉、福岡戦ではファウルがかさみ不調を感じさせたジャクソンが、2戦ともに19得点を挙げるなど、今後に向け明るい材料も見られた。

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