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防御からリズムを 立ち上がりに注目 - バンビシャス奈良

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前回勝利した静岡戦で、ディフェンスで相手シュートを封じるバンビシャス奈良のムボジ(左)とハインズ=2023年11月12日、ロートアリーナ奈良

 年明け7、8日に行われた前半戦最終節は、熊本とアウェーで戦い2連敗して終わった。そこで連勝すれば勝率を5割にすることができたが、そうは問屋が卸さなかった。

 

 1週開けてあす20日からは、いよいよ後半戦が始まる。バンビシャス奈良はアウェーでベルテックス静岡と2連戦を行う。

 

 静岡とは今シーズンこれまでホームで2戦して1勝1敗。ともに13勝17敗で勝率はイーブンだが、得失点差で順位は静岡が1つ上の5位となる。静岡が敗れれば順位を下げることになるので、相手ホームということもあり、やすやすとは勝たせてもらえないだろう。

 

 平均得点数は静岡が80・4点でバンビシャスを約7点上回り、特に3点シュートは成功率35・8パーセントでリーグ2位の成績。インサイドもタフな状態から決めてくる。立ち上がりでディフェンスに集中力を出さなければ、第1Qで点差を広げられてしまう可能性が高い。

 

 バンビシャスは平均のリバウンド数、ブロック数、スティール数で静岡を上回る。外国籍勢を中心にゴール下の守りは、前回静岡と対戦した時よりもさらに強固なものとなっているはずだ。3点シュートはオープンな状態で打たせさえしなければ、結果的に入ってしまっても仕方ない。まずはインサイドをしっかり守り、連続失点を防ぐことに徹したい。ディフェンスがしっかり機能して波に乗れば、シュートの成功率も自然と上がってくる。「絶対に負けられない相手」と静岡が感じるホーム特有のプレッシャーをうまく逆手に取ってほしい。

 

 ここで連勝して15勝17敗に持ち込めば、翌週はホームでリーグ1位のアルティーリ千葉との対戦となる。勝率5割を実現させるために、これほど劇的な舞台はない。

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