奈良市、被災者避難に宿泊施設提供 - 能登半島地震
奈良市は8日、能登半島地震で住む場所がなく困っている人を対象に、市内のホテルなど宿泊施設を一時避難所として最長1カ月無料で宿泊できるサービスを始めた。対象は奈良市に親戚や知り合いがいる人に限らない。今回の地震で自宅が全半壊した人なら利用可能。
市によると、サービスに協力してくれる施設は、春日ホテル(登大路町40)▷ホテル尾花(高畑町1110)▷ホテルニューわかさ(北半田東町1)▷ホテル花小路(小西町23)―で、今後も追加する可能性がある。
客室利用料は市が全額負担し、自己負担はない。ただその他食事サービスなどの利用の際は自己負担となる。利用期間は利用開始から1カ月以内。
利用希望者は市観光戦略課まで。営業時間内(午前8時半〜午後5時15分)は電話0742(34)4739まで。業務時間外での問い合わせや土・日・祝日はメールアドレスkankousenryaku@city.nara.lg.jpへ、自分の住所、氏名、、電話番号、人数を連絡のこと。電話などで状況を確認し、宿泊施設を案内する。
チェックインの際、居住地が分かる運転免許証、保険証などの提示が必要。宿泊施設の空き状況によっては予約できない場合もある。