新年あけましておめでとうございます。本年が皆さまにとって幸多き年となりますようにご祈念申し上げます。

　本日は、労働組合の連合についてお話しいたします。職場の課題から社会的な問題まで解決する。それが労働組合の連合です。

　労働条件・職場環境の維持改善といった職場の課題はもちろん、労働法制、社会保障制度、経済政策など、さまざまな社会的問題も解決しています。常に働く人や生活者に寄り添う、それが労働組合の連合なのです。「連合」(日本労働組合総連合会)は、1989年に結成された700万人の仲間が加盟する日本の労働組合のナショナルセンター(全国中央組織)です。全ての働く人たちの雇用と暮らしを守る取り組みを進めています。「セクハラ」「パワハラ」「不当解雇」など、職場に関するトラブルはますます複雑になり、一人一人が抱える問題はさまざまです。連合は、そんな不安や悩みを抱えた多くの人々の力になってきました。「職場でのセクハラ、パワハラ、周りに相談できなかった時、力になってくれたのが連合でした」「上司からの理不尽な命令、救ってくれたきっかけは、『なんでも労働相談ダイヤル』でした」「精神的にも肉体的にも限界だった長時間労働、連合が相談にのってくれました」等多くの声が寄せられています。全国どこからでも“働く”で困ったら0120(154=いこうよ=052=れんごうに=までお電話ください。その他LINE等ホームページでも相談できます。

　連合は、「働くことを軸とする安心社会」の実現を目指しています。誰もが公正な労働条件のもと多様な働き方を通じて社会に参加出来、セーフティネットが確実に機能する社会。ジェンダー平等を進め性別・年齢・国籍・障がいの有無・就労形態等の違いによらず「誰一人取り残されない多様性を大切にした包摂社会」を目指します。

　「はたらくのそばで、ともに歩む」。私たち連合は、誰からも信頼いただける存在となるよう、今後も皆さまと共に歩み続けます。