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奈良市議案、2度のミス 工事契約入札方式を誤記、業者の指摘で発覚

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 奈良市議会の12月定例会で可決された「JR奈良駅南土地区画整理事業雨水調整池築造工事」の契約方法が、議案に記載されていた「指名競争入札」ではなく、「一般競争入札」だったとして、27日の議会運営委員会(横井雄一委員長)で市が謝罪した。契約方法は議決事項に当たるため、変更に当たっては、あらためて議会で議決を得るか、契約そのものを専決処分とし、次の議会で報告承認を得る必要がある。市は「専決処分を急ぐ」としたが、今回のミスは業者側の指摘で発覚しながら、市が適切な対応を怠り是正できなかった経緯もあり、議運では臨時議会の開催や議員全員に説明すべきとの意見が相次ぎ、一時紛糾した。

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