奈良経済同友会は、「第1回ならキュン動画コンテスト」(奈良県後援)の応募を31日まで受け付けている。「奈良でキュンとした瞬間」をテーマとする1分以内の動画を、動画投稿アプリ「TikTok」に投稿して応募する。最大10万円の賞金もある。

　奈良の観光振興を図ろうと企画。審査委員長は、県出身の映画監督・河瀬直美さんが務める。

　応募資格は「奈良が好きな人」。年齢、居住地、プロ・アマは問わない。奈良で心がキュンと動いた瞬間や風景など、奈良の魅力や観光に関するシーンを1分以内の動画にする。同コンテストのために制作したオリジナル作品であることが条件。

　グランプリ(1作品)は賞金10万円、準グランプリ(同)は5万円、環境と観光「SDGs賞」(同)は3万円、入賞(3作品)は県内ホテル金券1万円分の各賞を用意。賞金1万円と河瀬さんのサイン入り色紙が贈られる審査員特別賞(1作品)もある。

　作成した動画は、作品タイトルと「#ならキュン動画」のハッシュタグを付けて自身のTikTokに投稿する。同コンテストのTikTok公式アカウント(@narakyun2023)もフォローする。

　「動画の表現力」「観光PRの視点」「話題性」「キュンとする(心に残る)」などの基準をもとに審査し、来年2月上旬に特設サイト(http://naradoyu.jp/narakyun)で結果発表する。同3月上旬に奈良市内で表彰式も予定している。

　奈良経済同友会観光活性化委員会の朝廣佳子委員長は「奈良で心に響いた瞬間などを動画で表現してもらい、奈良の魅力向上につなげていきたい」と話し、応募を呼びかけている。

　問い合わせは同友会事務局、メールnarakyun@naradoyu.jp。詳細は特設サイトを参照。