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JAならけんイチゴ果実品評会 幸田さんが最高賞に

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近畿農政局長賞の賞状を受けとる幸田誠己さん(右)=14日、奈良市大森町のJAならけん本店

 奈良県農業協同組合(JAならけん)の2022年度県イチゴ果実品評会の表彰式が14日、奈良市大森町のJAならけん本店であり、最高賞に当たる近畿農政局長賞の幸田誠己さん(74)=橿原営農経済センター所属、品種アスカルビー=をはじめ九つの賞で計13農家が表彰された。

 

 1月の品評会には県内各所から92点の出品があり、審査で入賞者が決まった。表彰式で、JAならけんの村本佳宜代表理事理事長は「イチゴは県農産物の代表的な品目で、消費者から高い評価を得ている。受賞された皆さんは一層技術を磨いて、地域の指導者になっていただきたい」とあいさつ。審査員を務めた県農業研究開発センターの国本佳範所長は「出品されたイチゴは優れたものが多く、特に入賞された品は色・つやなど素晴らしかった」と講評した。

 

 この後、近畿農政局の大沢信靖地方参事官や、県農業水産振興課の山本卓司課長ら5人から各入賞者に賞状と記念品が手渡された。

 

 幸田さんは「名誉な賞を頂いてありがたい。消費者に喜んでもらえるよう、よい品物づくりにいっそう励んでいきたい」と話した。

 

 近畿農政局長賞以外の入賞農家は次の通り。(かっこ内は所属営農経済センター、受賞品種。敬称略)

 

 知事賞=佃善憲(郡山営農経済センター、古華都)▽県議会議長賞=フレンズまきば(椿井営農経済センター、アスカルビー)▽県農業会議会長賞=池内建次(天理営農経済センター、古都華)▽全国農業協同組合中央会会長賞=中西拓彦(郡山営農経済センター、アスカルビー)▽全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞=仲谷和悦(同、古都華)▽県農業協同組合中央会会長賞=山田明徳(奈良南部営農経済センター、同)▽県農業協同組合理事長賞=今井康弘(天理営農経済センター、同)▽県農産物生産・流通部会イチゴ部会会長賞=今西高弘(郡山営農経済センター、同)西本智一(同、アスカルビー)萩原健(奈良南部営農経済センター、古都華)六田真吾(同、かおり野)村山宏(天理営農経済センター、ゆめのか)

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