歩行者天国・ウオーキング・作品展 天理のイチョウ並木周辺などで三つのイベントが同時開催 11月10日から官民連携で
見頃を迎えている奈良県天理市の秋の風物詩、イチョウ並木を核にして地域を盛り上げようと、イチョウ並木周辺で10日から、官民が連携した三つのイベントが同時開催される。
11〜12日は親里大路のイチョウ並木約500メートルを歩行者天国にする「ほこてんり」を実施。地域の団体や天理教青年会でつくる実行委員会がイチョウの紅葉を楽しんでもらおうと取り組むイベントで、好評だった昨年に続き2回目の開催となる。午前10時〜午後5時。
前日10日と11日は午後6〜8時に一部をライトアップ、12日は午後1時からパレードがある。荒天中止。問い合わせは実行委の仲野さん、電話050(5897)7916。
11日はウオーキングイベント「Time Travel Walk」(なら歴史芸術文化村主催)がある。文化村を発着点にイチョウ並木など周辺エリアを巡る。午後1時と同2時から。荒天中止。事前申し込み制(各組先着100人)だが空き状況により当日受け付けも可。参加無料。問い合わせはウオーキングイベント事務局、電話06(6362)1065(平日のみ)。
10〜19日は文化村で「天理☆みりょく発見〜Be a time traveler〜作品展」(市教育委員会主催)を開催する。市内の小学6年から中学3年までが夏休みの自由課題で取り組んだ作品110点を展示。子どもたちが再発見した地域の魅力をまとめた作品の数々が並ぶ。午前9時〜午後6時開場。入場無料。問い合わせは市まなび推進課、電話0743(63)1001。
文化村の三原耕治村長は「今後も地域資源を活用して互いに連携し、地域を盛り上げていきたい」と意気込む。