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「兵庫県中小企業家同友会」が「M.T.C」を視察 県内初のDX認定事業者の取り組み紹介

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工場を見学する部会メンバー=13日、大和高田市大谷のM.T.C

 兵庫県中小企業家同友会の部会「LINC」は13日、大和高田市大谷の「M.T.C」(森久次代表)を視察した。奈良県内で第1号の「DX認定事業者」となった同社から、DXの取り組みについて説明を受けた。

 

 金属プレス加工や板金加工を手掛ける同社は7月、経済産業省のDX認定制度に基づき「DX認定事業者」に認定された。

 

 この日は、製造業やITなどの企業でつくる同部会のメンバー約20人が同社を訪問。冒頭、森代表が「製造業のDXに関して何か気付きを得ていただければ」とあいさつした。

 

 続いて、森秀貴専務が、同社のDXの取り組みを紹介。「DXは業務の効率化や経費削減につながる」と話した。DXを進める上で重要なこととして、「目的を決める」「優先順位を決める」「DX人材を確保する」などを挙げた。

 

 質疑応答では、参加者からDXに取り組むメリットや注意点などについて質問が上がった。工場見学の時間もあった。

 

 DX認定制度は「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」(2020年5月施行)に基づき、ビジョンや戦略・体制の整備などを行い、DX推進の準備が整っている事業者を、経済産業省が認定する制度。

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