政治
仲川奈良市長「見直し含め検討」 - 「ふれあい会館」に公民館機能移転案
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奈良市が市内の公民館24館のうち、「基幹型」と位置付ける6館を除いて公民館機能を地域ごとに整備する「地域ふれあい会館」に移転しようとしていた問題で、仲川元庸市長は12日、「案を見直す」との考えを明らかにした。市が公民館を廃止する一方、民有地で計画を進めていた同市飛鳥地区の「地域ふれあい会館」建設も見直しの対象になると見られる。仲川市長は、「市教育委員会と市生涯学習財団でつくるワーキングチームの議論を待って最終判断する」とも述べたが、前日に続き、同日の市議会でも日本維新の会と公明党から強い批判が出た。議会の6会派中5会派が反対する事態となり、追い込まれた。