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葛城市議の交付金不正受給、調査請求を棄却 - 市政倫審「司法が調査尽くした」 住民側「納得できない」

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 奈良県葛城市の西井覚市議(70)が代表を務めていた「加守地域保全向上委員会」 (2016年度まで活動)が、行政の交付金を不正受給していた問題を検討していた市政治倫理審査会は8月31日、調査請求を棄却した。「司法の場で調査され尽くし、それ以上の権限がない当会で改めて判断できない」と理由を説明しているが、同問題を巡り住民訴訟を起こした住民団体は「納得できない」と憤っている。

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