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泉岡主将と岸本選手が桜井市長表敬、健闘誓う - 中学硬式野球「五條リトルシニア」

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三輪山を背にする(右から)泉岡紘平主将、松井正剛市長、岸本惺羅選手=18日、桜井市粟殿の桜井市役所

 日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟に所属するチーム「五條リトルシニア」は、5月20日〜7月1日に大阪シティ信用金庫スタジアムなどで開催された第52回日本選手権関西大会で参加93チーム中4位となり、上位5チームが手にする全国大会の出場権を獲得した。出場は2年連続。チームの泉岡紘平主将と岸本惺羅選手(共に桜井中3年)が18日、保護者らと共に桜井市粟殿の桜井市役所を訪れ、松井正剛市長に出場を報告した。

 

 泉岡主将は「昨年は日本選手権初出場で決勝まで勝ち進んだが、コロナのため棄権することになった。自分もベンチに入っていたが、その時の先輩や監督の涙を見て、自分たちも絶対にここまで来るぞと決意した。目標は先輩たちが果たせなかった優勝。強豪が集まる中で自分たちがどこまでできるのかを楽しみながら、(自身は)チームとして実質最後となるこの大会を、一戦一戦大切に戦ってきたい」、岸本選手は「中学から野球を始め、最初は硬式でやっていけるか不安もあったが、野球が大好きな仲間と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。最後に日本選手権という大きな舞台に挑めることがとてもうれしい。自分たちの力を信じて精いっぱい頑張り、最高の夏にしたい」と決意表明した。

 

 松井市長は「力強い抱負を聞いて、必ずや目標に向かって頑張れると確信した。優勝を目指すとともに、この機会に全国から集まってくる素晴らしい選手たちと友情の輪を広げ、自分たちの糧としてほしい。良い報告を待っています」と激励した。

 

 同チームが出場するエイジェックカップ第51回日本リトルシニア日本選手権大会は31日から8月5日まで、東京都の明治神宮球場などで開催される。

 

2023年7月29日付・奈良新聞に掲載

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