施主とのつながり大切に - イムラ
出産祝いなどで吉野杉の椅子と積み木をプレゼント
関西で吉野杉の注文住宅を受注している「イムラ」(奈良市、井村義嗣社長)は、成約者や住宅引き渡し後の施主に、出産祝いなどとして吉野杉の椅子と積み木を贈るライフイベントプレゼントを行っている。
子どもの誕生、進級を機に新居を計画する家庭も多く、住宅施工でできたつながりを大切にしようと企画。北欧の子育て事業を参考に、「吉野杉の家」で知られる同社の特徴を生かしたオリジナルの贈り物を考案した。
贈り物は就学前の児童に適した軽量の椅子とブロック型の積み木。いずれも家具職人のSUGGY(杉岡宗和)さんが手作りで仕上げた。
家全体に笑顔広がる
収納ケースは、段ボールケース製造販売の「高木包装」(葛城市)に依頼。側面のイラストは、展示場での出会いから施工、引き渡し、その後へと、施主家族とのつながりを表現した。
契約時に生まれている施主の子どもと住宅引き渡し後に誕生した子どもや孫が対象。1人に1箱ずつ、イムラ社員が届ける。
これまでに届けた家庭では、箱を開けた子どもの笑顔が家全体に広がっているという。同社は「今回の企画は『人と人のつながり』がテーマ。社の理念を知っていただき、一緒にお子さまの成長を見守れれば」と話している。