教育

奈良大学付高で職業講演会 銀行員や記者が経験談

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1年生を対象に開かれた進路選択について考える講演会=22日、奈良市秋篠町の奈良大学付属高校

 奈良市秋篠町の奈良大学付属高校(堀川忠道校長)は22日、1年生約380人を対象に、さまざまな職業に携わる社会人の講演会を実施した。

 

 銀行員や看護師、保育士、消防士、エンジニアら社会人11人が講師として参加。現在の仕事を選択した理由や高校時代を振り返り、社会で働くため高校時代に学ぶべきことなどを話した。

 

 生徒からは「仕事をする上で大切にしていることは」などの質問も飛んだ。生徒らは受講後、「チャレンジ精神や視野を広く持つこと、コミュニケーション能力を向上させることが大切なことに気づいた」「自分の進路を見つけるきっかけになった。将来後悔しないよう勉強したい」などと感想を寄せた。

 

 講師を務めた、教育に特化した広告代理業などを営む会社に勤務する田中均さん(49)は同校の卒業生。「熱心に聞いてくれていた。私もいい経験になり、楽しい時間が過ごせた」と語った。奈良新聞記者も講師として話した。

 

 大植純子・進路指導部長は「新入生が今の社会に生きる方々から学ぶことで、早い時期から進路選択について考えるきっかけにしてほしい」と話し、同校は今後もキャリア教育の一環として続ける方針という。

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