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神聖な気持ちで宮廷舞踊挑戦 大和郡山でインド舞踊ワークショップ、6月8日まで

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カタックのワークショップで指導するマムタさん(右端)とラギニさん(右から二人目)=7日、大和郡山市のやまと郡山城ホール

 奈良市佐紀町のインド舞踊カタックスタジオ「アンジュリー」(ビンドゥ・スワスティカ主宰)は6日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで「インド独立75周年記念〜鈴の音が導く祈りの舞〜北インド古典舞踊カタック講演会&ワークショップ」を開いた。きょう8日まで。在大阪・インド総領事館、奈良新聞社など後援。ワークショップは午前(初心者)13人、午後(経験者)8人が参加した。

 

 カタックはインド古典舞踊形式の一つで、宮廷舞踊として代々受け継がれてきた。今回来日した二人の同舞踊継承者のうち、マムタ・マハラジさんはカタックの巨匠、インド人間国宝のビルジュ・マハラジ氏の娘で、初の女性継承者。もう一人はマムタさんの姪のラギニ・マハラジさん。

 

 はじめに、スワスティカ主宰は「カタックは世界的に広く愛されている舞踊です。楽しく受講してください」とあいさつ。

 

 続いてカタックの解説と模範舞踊があり、マムタさんは「カタックには不自然な動きは全くない。美しい所作を覚えてほしい」、ラギニさんは「顔の表情が一番大切。体の動きは自然や動物と関わりがあるものが多い」と説明。その後、参加者は二人の動きに合わせて、基本的な手の動きやステップを練習した。

 

 アンジュリーの受講生、東野友恵さん(41)は「型があり、それを実現するのが難しいが楽しい。神聖な気持ちで踊っている。今日は新たな発見があり、奥が深いと感じた」と話した。

 

 きょうのワークショップは申し込み可。午前11時30分〜午後1時(初心者)参加費3000円。午後2時30分〜4時(経験者)同4000円。申し込みは電話080(1451)8545。メールはcontact@kathak-naach.com

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